介護用語辞典

居宅サービス

居宅(自宅や有料老人ホーム等の居室)に居ながら利用できる介護サービスのこと。保険給付としてその費用が支払われる「居宅サービス」には12のサービスがあります。

  • ○訪問介護
  • ○訪問入浴介護
  • ○訪問看護
  • ○訪問リハビリテーション
  • ○居宅療養管理指導
  • ○通所介護
     療養通所介護
  • ○通所リハビリテーション
  • ○短期入所生活介護
  • ○短期入所療養介護
  • ○特定施設入居者生活介護
  • ○福祉用具貸与
  • ○特定福祉用具販売

要介護認定を受けた人が利用できます。

介護予防サービス

介護予防とは、高齢者の方が要介護状態になるのを防いだり、要介護状態の人が悪化するのを防いで改善を図ること。保険給付としてその費用が支払われる「介護予防サービス」には12のサービスがあります。

  • ○介護予防訪問介護
  • ○介護予防訪問入浴介護
  • ○介護予防訪問看護
  • ○介護予防訪問リハビリテーション
  • ○介護予防居宅療養管理指導
  • ○介護予防通所介護
  • ○介護予防通所リハビリテーション
  • ○介護予防短期入所生活介護
  • ○介護予防短期入所療養介護
  • ○介護予防特定施設入居者生活介護
  • ○介護予防福祉用具貸与
  • ○特定介護予防福祉用具販売

要支援認定を受けた人が利用できます。

施設サービス

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設、指定介護療養型医療施設をいいます。
保険給付としてその費用が支払われる「施設サービス」には3つのサービスがあります。

  • ○介護福祉施設サービス
  • ○介護保健施設サービス
  • ○介護療養施設サービス

要介護認定を受けた人が利用できます。
(※特別養護老人ホームは原則要介護3以上)。

地域密着型サービス

認知症などの高齢者の方ができる限り住み慣れた地域での生活が送れるよう、平成18年4月の介護保険制度改正により生まれたサービス体系のこと。保険給付としてその費用が支払われる「地域密着型サービス」には8つのサービスがあります。

  • ○定期巡回・随時対応型訪問介護看護
  • ○夜間対応型訪問介護
  • ○認知症対応型通所介護
     介護予防認知症対応型通所介護
  • ○小規模多機能型居宅介護
     介護予防小規模多機能型居宅介護
  • ○認知症対応型共同生活介護
     介護予防認知症対応型共同生活介護
  • ○地域密着型特定施設入居者生活介護
  • ○地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
  • ○複合型サービス

利用できるのは、原則サービスを提供する事業者のある市町村に住む人に限られます。

  • 訪問介護

    通称、ホームヘルプサービスと言われます。支援や介護を必要とする高齢者の方を対象に、家庭等(自宅や有料老人ホームの居室など)にホームヘルパーを派遣し、入浴や排せつ、食事等の介護、調理、洗濯、掃除等の家事や生活等に関する相談、助言など日常生活上の世話を行うサービスのこと。

  • 通所介護

    通称、デイサービスと言われます。家庭等(自宅や有料老人ホームの居室など)で暮らす支援や介護を必要とする高齢者の方に施設に通ってもらい、機能訓練・食事・入浴・健康チェックなどのサービスを日帰りで提供するサービスのこと。施設によって利用できる時間が異なります。

特定施設入居者生活介護

特定施設(職員の数や設備、運営に関する基準を定めた厚生労働省令を満たして都道府県知事の指定を受けた有料老人ホーム、養護老人ホーム及び軽費老人ホーム)に入所している要介護認定を受けた利用者に対し、特定施設サービス計画にもとづいて行われる入浴、排泄、食事等の介護、洗濯、掃除等の家事、生活等に関する相談及び助言、日常生活を送るうえで必要となるサービスをいいます。外部サービス利用型もあります。

  • 居宅介護支援

    通称、ケアマネジメントと言われ、居宅介護支援事業所と言うとケアマネジャーがいる事業所を指します。主に介護を必要とする高齢者の方やその家族のニーズを明らかにし、介護・医療・福祉サービスを受けられるように調整することを目的とした援助展開の方法のこと。

  • 小規模多機能型
    居宅介護

    利用者の居宅、または利用者がサービス拠点に通ったり、短期間宿泊したりして、提供される入浴や排泄、食事などの介護、そのほかの日常生活を送るうえで必要となるサービスなどや機能訓練をいいます。

  • 胃瘻(いろう)

    口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺炎などを起こしやすい方に、直接胃に栄養を入れる栄養投与の方法のこと。造られたおなかの口を「胃瘻(胃ろう)」と言い、取り付けられた器具を「胃ろうカテーテル」と言います。(カテーテル=管、チューブ)

  • 気管カニューレ

    呼吸困難を救う目的で気管の前を開窓して、後にカニューレをつけるものです。カニューレとは、生体の気管などの切り口に挿入するやや太めの管のことを指します。

  • 急性期

    症状・徴候が急激で生命の危機状態にある時期のこと。

  • 口腔(こうくう)ケア

    狭義では口腔の清掃をいうが、歯石の除去や義歯の手入れ、摂食・咀嚼・嚥下(えんげ)訓練まで含めて考えられる場合もあります。

  • 在宅酸素療法(HOT)

    肺気腫などの慢性呼吸器疾患や難病などにより、慢性呼吸不全状態にある患者が在宅で行う酸素吸入治療法のこと。

  • 食事箋(しょくじせん)

    医師が食事の内容について、指示した書類のこと。

  • 褥瘡(じょくそう)

    一般的には「床ずれ」とも呼ばれる症状のことで、身体の一部分に長時間の圧迫を受けることなどによって血流が悪くなり、組織が壊死した状態になること。臀部や腰部、背部、かかと等にできることが多い。

  • 人工肛門

    腸の疾患のため腸の一部を切除し、腸の切断面を体外に出して腹壁に固定し、便を体外に排泄するようにした人工の排泄口(ストーマ)のこと。人工肛門には随意に排便を調節する機能がありません。

  • 咀嚼(そしゃく)

    食べ物をかみくだき、唾液と混ぜ合わせて、飲み込みやすいように適当な固まりとする一連の運動のこと。

  • ターミナルケア

    終末期の医療、看護、介護のことで治療の見込みがなく、死期が近づいた患者に対し、延命治療中心ではなく苦痛を取り除き安らかに死を受け入れることができるように温かく援助すること。

  • バイタルサイン

    生命兆候ともいい、生きていることの生命活動を表わすしるしのこと。一般には、体温・呼吸・脈拍、血圧等を指します。

  • 廃用症候群

    心身の不使用が招くさまざまな機能低下のこと。身体的には筋や骨の萎縮や関節拘縮、起立性低血圧等の循環器機能の低下等、精神的には意欲の減衰や記憶力低下等がある。寝たきり症候群とも呼ばれます。

  • ADL(えーでぃーえる)

    人間が毎日の生活を送るための基本的動作群のこと。通常ADLという場合は身の回り動作(食事、更衣、整容、トイレ、入浴の各動作)や、移動動作を指します。

  • アクティビティ

    心身の活性化のための手助けをいう。入所施設やデイサービスセンター等で実施されており、内容は趣味や生きがい活動、歌、ゲーム、手芸、陶芸等多岐にわたります。

  • 機能訓練
    (リハビリテーション)

    利用者の心身の状況などに応じて、日常生活を送るために必要となる身体機能、生活機能を改善し、またはその減退を防止するための訓練。運動療法の一つ。

  • ギャッジベッド

    ベッドの上半分あるいは下半分が手動または電動で、簡単に自在に上げ下げできるベッドのこと。

  • ケアマネジメント

    生活困難な状態になり援助を必要とする人が、迅速かつ効果的に、必要とされる全ての保健・医療・福祉サービスを受けられるように調整することを目的とした援助展開の方法。

  • 権利擁護

    社会福祉の分野では、自己の権利や援助のニーズを表明することの困難な障がい者の方等に代わって、援助者が代理としてその権利やニーズ獲得を行うことをいいます。

  • ショートステイ

    居宅で介護を受けている人に、老人短期入所施設などで短期間生活してもらい、入浴や排泄、食事などの介護、そのほか日常生活を送るために必要となるサービスや機能訓練を提供すること。

  • ストレッチャー

    移動の困難な人を寝かせたまま移送する担架車のこと。様々なタイプがあります。

  • バリアフリー

    公共の建築物や個人の住宅等で、高齢者や障がい者の方の利用にも配慮した設計のことをいう。廊下の幅の確保や段差の解消、手すり等があげられます。

  • ユニット

    施設の構造がリビングの周囲に居室を配置した少数の生活単位のこと。

  • リフト浴

    寝たきり等の利用者が、一般浴槽等にリフト(ベルトやつり具によって利用者をつり上げて移乗させるものなど)を用いて入浴するサービスなどのこと。

施設紹介数 3

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